【輸入盤】 Verdi ベルディ / 『アイーダ』全曲 アントニオ・パッパーノ&聖チェチーリア国立音楽院管、アニヤ・ハルテロス、ヨナス・カウフマン、他(2015 ステレオ)(2CD) 【CD】
¥3,238
出荷目安の詳細はこちら商品説明スペクタクルなドラマを描いたアントニオ・パッパーノ、ヨナス・カウフマンらによる圧倒的な名演奏が「Home of Opera」シリーズで再発売イタリアをルーツにもつ人気指揮者アントニオ・パッパーノとイタリア最高峰のオケが、2015年に録音したヴェルディの最高傑作『アイーダ』全曲のスタジオ録音。
この20年で大規模なオペラのスタジオ録音がすっかり姿を消す中、久々の大がかりな録音となり、世界中で「現代における最高のアイーダ演奏」となった演奏です。
美しい舞台姿と力強い歌声で活躍中のソプラノのアニヤ・ハルテロス、世界的な人気を不動のものとするテノールのヨナス・カウフマンが起用され、古代エジプトとエチオピアの両国に引き裂かれた男女の悲恋をえがいたスペクタクルなドラマの、圧倒的な名唱・演奏・解釈です。
2015年発売時の歌詞・欧文対訳付豪華パッケージ版は生産中止となっており、欧文対訳は付きませんが、元々のCD3枚組からCD2枚組に収め、ホーム・オブ・オペラ・シリーズとして再発売となります。
(輸入元情報)オペラ指揮者として確かな実績を持つパッパーノによるヴェルディの『アイーダ』録音。
これはパッパーノが音楽監督を務めて10年目となるローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団でおこなわれた演奏会形式上演に際し、並行してセッション・レコーディングされたものです。
演奏会形式上演の場合、もともと音響条件は良いのでライヴ録音でもそれほど問題は無いはずですが、『アイーダ』がヴェルディ晩年の作品で、管弦楽法も凝っており、さらに独唱・重唱・合唱の書法の巧みさも完璧に表現することを目指すためなのか、敢えてセッションで録音するこだわりは実に立派。
【優秀なオペラ録音】セッション録音の現場写真(初出時のブックレットに掲載)を見ると、弦楽器セクションはヴァイオリン両翼型で、左から、コントラバス、第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンと置かれ、ティンパニとハープ、ホルンは左、木管セクションは中央付近、トランペットとトロンボーンは右という並びで、ソリストたちはオーケストラ中央の木管セクションの後ろに個別に台を設置して立ち、合唱はオケの後ろの壇上に配されています。
録音はこうした配置を素直に生かす形でおこなわれ、良く弾む低弦や立体的な弦楽、木管、金管、打楽器の自然な間接音が広い周波数レンジで響きあう中、歌手の声も非常にリアルに聴こえてくるという近来稀に見る優秀なオペラ・サウンドに仕上がっています。
【強力な歌手陣】歌手陣はアイーダ役がドイツのドラマティック・ソプラノのハルテロス、ラダメス役がドイツのカウフマン、アムネリス役がロシアのセメンチュク、アモナズロ役がフランスのテジエ、ランフィス役がウルグアイのシュロットと豪華かつ国際的なキャスティングが組まれており、エジプト国王役のマルコ・スポッティ、使者役のパオロ・ファナーレ、巫女の長役のエレオノーレ・ブラットと、イタリア人が脇を固めています。
ハルテロスはアイーダ役に求められる芯の強さを力強く表出、さまざまな負の感情表現場面でも、そうした要素を克服しようとするかのようなパワーが感じられるのがこの役本来の姿としてふさわしいのかもしれません。
カウフマンのラダメスも強力です。
華やかな高音域と野太い低音域という傾向の異なる音色の声を持つカウフマンは、それゆえキャラクターの心理表現を増強するような効果もあり、ここでも冒頭のアリアから圧倒的な存在感を示していて驚くばかり。
重量級の声の饗宴が楽しめるハイテンションな『アイーダ』です。
(HMV)【収録情報】● ヴェルディ:歌劇『アイーダ』全曲 アイーダ/アニヤ・ハルテロス(ソプラノ) ラダメス/ヨナス・カウフマン(テノール) アムネリス/エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ) アモナズロ/リュドヴィク・テジエ(バリトン) ランフィス/アーウィン・シュロット(バス・バリトン) エジプト国王/マルコ・スポッティ(バス) 使者/パオロ・ファナーレ(テノール) 巫女の長/エレオノーレ・ブラット(ソプラノ) ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団 サー・アントニオ・パッパーノ(指揮) 録音時期:2015年2月 録音場所:ローマ、Sala Santa Cecilia, Auditorium Parco della Musica 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)【パッパーノ・プロフィール】2005年のシーズンからローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノは、1959年12月、イタリア人の両親のもとロンドンに誕生しています。
米国で、ピアノをノーマ・ヴェリッリに、作曲をアーノルド・フランケッティに、指揮をグスタフ・マイヤーに師事。
キャリアの初めからオペラや劇作品に特別の愛着を示し、コレペティやアシスタント・コンダクターを務めながら、ニューヨーク・シティ・オペラ、バルセロナ・リセウ劇場、フランクフルト歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ等の世界中の歌劇場との関係を瞬く間に築きます。
バイロイト音楽祭では『トリスタンとイゾルデ』『パルシファル』『ニーベルングの指環』の上演でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務めました。
1987年、パッパーノはオスロ国立歌劇場で『ラ・ボエーム』で正式に指揮者デビューし、1990年に音楽監督に任命。
この間、コヴェント・ガーデン歌劇場(1990年6月『ラ・ボエーム』)、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、サンフランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、パリ・シャトレ座、ベルリン国立歌劇場でデビューを果たしています。
パッパーノは32歳でベルギー・王立モネ劇場の音楽監督に任命されました。
任期中に『サロメ』『仮面舞踏会』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『カルメン』『オテロ』『ヴェルディ』『ピーター・グライムズ』『椿姫』『トリスタンとイゾルデ』『フィガロの結婚』『バラの騎士』『三部作』『期待/浄夜』『ペレアスとメリザンド』『ドン・カルロ』『アイーダ』等数多くのオペラを制作。
またピアニストとしての活動も継続し、同劇場のリサイタル・シリーズで多くの国際的歌手の伴奏を務めてもいます。
1993年には、ウィーン国立歌劇場で、クリストフ・フォン・ドホナーニの代役としてワーグナー『ジークフリート』の新演出を振り注目すべきデビューを果たし、絶賛されました。
1997年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『エフゲニー・オネーギン』の新演出でデビュー。
同年、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。
1999年には『ローエングリン』の新演出を指揮してバイロイト音楽祭デビューを果たしています。
パッパーノはオーケストラ・コンサートにも熱心で、これまでに、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、クリーヴランド管、ロサンジェルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管、パリ管、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、スカラ座管、フランス放送フィル、リヨン管など様々なオーケストラを指揮しています。
アントニオ・パッパーノは、指揮者としてEMIクラシックス専属でレコーディングを行っています。
これまで収録されたオペラ作品には、『トリスタンとイゾルデ』『ラ・ボエーム』『ドン・カルロ』『つばめ』『トスカ』『ウェルテル』『マノン』『イル・トロヴァトーレ』『三部作』等があり、中でも『つばめ』は英国のグラモフォン誌の最優秀オペラ録音賞と年間最優秀レコード賞、フランスのル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌のショック賞と2つのディアパゾン・ドール賞、ベルギーのセシリア賞、ドイツのシャルプラッテン批評家賞、イタリアのムジカ・エ・ディスキ誌賞、米国の批評家賞等を受賞するなど多くの批評家から高い評価を受けていました。
その他では、プッチーニの『ミサ・ディ・グローリア』や、オペラ・アリア集といった歌物のほか、ヴェンゲーロフとのスペイン交響曲、ハンナ・チャンとのプロコフィエフ『協奏交響曲』、ショスタコーヴィチ、アンスネスとのラフマニノフなどコンサート物も評価が高く、また、ピアニストとしても、得意の歌曲伴奏に加え、室内楽の分野でもその豊かな天分を大いに発揮しています。
(HMV)
この20年で大規模なオペラのスタジオ録音がすっかり姿を消す中、久々の大がかりな録音となり、世界中で「現代における最高のアイーダ演奏」となった演奏です。
美しい舞台姿と力強い歌声で活躍中のソプラノのアニヤ・ハルテロス、世界的な人気を不動のものとするテノールのヨナス・カウフマンが起用され、古代エジプトとエチオピアの両国に引き裂かれた男女の悲恋をえがいたスペクタクルなドラマの、圧倒的な名唱・演奏・解釈です。
2015年発売時の歌詞・欧文対訳付豪華パッケージ版は生産中止となっており、欧文対訳は付きませんが、元々のCD3枚組からCD2枚組に収め、ホーム・オブ・オペラ・シリーズとして再発売となります。
(輸入元情報)オペラ指揮者として確かな実績を持つパッパーノによるヴェルディの『アイーダ』録音。
これはパッパーノが音楽監督を務めて10年目となるローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団でおこなわれた演奏会形式上演に際し、並行してセッション・レコーディングされたものです。
演奏会形式上演の場合、もともと音響条件は良いのでライヴ録音でもそれほど問題は無いはずですが、『アイーダ』がヴェルディ晩年の作品で、管弦楽法も凝っており、さらに独唱・重唱・合唱の書法の巧みさも完璧に表現することを目指すためなのか、敢えてセッションで録音するこだわりは実に立派。
【優秀なオペラ録音】セッション録音の現場写真(初出時のブックレットに掲載)を見ると、弦楽器セクションはヴァイオリン両翼型で、左から、コントラバス、第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンと置かれ、ティンパニとハープ、ホルンは左、木管セクションは中央付近、トランペットとトロンボーンは右という並びで、ソリストたちはオーケストラ中央の木管セクションの後ろに個別に台を設置して立ち、合唱はオケの後ろの壇上に配されています。
録音はこうした配置を素直に生かす形でおこなわれ、良く弾む低弦や立体的な弦楽、木管、金管、打楽器の自然な間接音が広い周波数レンジで響きあう中、歌手の声も非常にリアルに聴こえてくるという近来稀に見る優秀なオペラ・サウンドに仕上がっています。
【強力な歌手陣】歌手陣はアイーダ役がドイツのドラマティック・ソプラノのハルテロス、ラダメス役がドイツのカウフマン、アムネリス役がロシアのセメンチュク、アモナズロ役がフランスのテジエ、ランフィス役がウルグアイのシュロットと豪華かつ国際的なキャスティングが組まれており、エジプト国王役のマルコ・スポッティ、使者役のパオロ・ファナーレ、巫女の長役のエレオノーレ・ブラットと、イタリア人が脇を固めています。
ハルテロスはアイーダ役に求められる芯の強さを力強く表出、さまざまな負の感情表現場面でも、そうした要素を克服しようとするかのようなパワーが感じられるのがこの役本来の姿としてふさわしいのかもしれません。
カウフマンのラダメスも強力です。
華やかな高音域と野太い低音域という傾向の異なる音色の声を持つカウフマンは、それゆえキャラクターの心理表現を増強するような効果もあり、ここでも冒頭のアリアから圧倒的な存在感を示していて驚くばかり。
重量級の声の饗宴が楽しめるハイテンションな『アイーダ』です。
(HMV)【収録情報】● ヴェルディ:歌劇『アイーダ』全曲 アイーダ/アニヤ・ハルテロス(ソプラノ) ラダメス/ヨナス・カウフマン(テノール) アムネリス/エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ) アモナズロ/リュドヴィク・テジエ(バリトン) ランフィス/アーウィン・シュロット(バス・バリトン) エジプト国王/マルコ・スポッティ(バス) 使者/パオロ・ファナーレ(テノール) 巫女の長/エレオノーレ・ブラット(ソプラノ) ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団 サー・アントニオ・パッパーノ(指揮) 録音時期:2015年2月 録音場所:ローマ、Sala Santa Cecilia, Auditorium Parco della Musica 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)【パッパーノ・プロフィール】2005年のシーズンからローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めるアントニオ・パッパーノは、1959年12月、イタリア人の両親のもとロンドンに誕生しています。
米国で、ピアノをノーマ・ヴェリッリに、作曲をアーノルド・フランケッティに、指揮をグスタフ・マイヤーに師事。
キャリアの初めからオペラや劇作品に特別の愛着を示し、コレペティやアシスタント・コンダクターを務めながら、ニューヨーク・シティ・オペラ、バルセロナ・リセウ劇場、フランクフルト歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ等の世界中の歌劇場との関係を瞬く間に築きます。
バイロイト音楽祭では『トリスタンとイゾルデ』『パルシファル』『ニーベルングの指環』の上演でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務めました。
1987年、パッパーノはオスロ国立歌劇場で『ラ・ボエーム』で正式に指揮者デビューし、1990年に音楽監督に任命。
この間、コヴェント・ガーデン歌劇場(1990年6月『ラ・ボエーム』)、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、サンフランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、パリ・シャトレ座、ベルリン国立歌劇場でデビューを果たしています。
パッパーノは32歳でベルギー・王立モネ劇場の音楽監督に任命されました。
任期中に『サロメ』『仮面舞踏会』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『カルメン』『オテロ』『ヴェルディ』『ピーター・グライムズ』『椿姫』『トリスタンとイゾルデ』『フィガロの結婚』『バラの騎士』『三部作』『期待/浄夜』『ペレアスとメリザンド』『ドン・カルロ』『アイーダ』等数多くのオペラを制作。
またピアニストとしての活動も継続し、同劇場のリサイタル・シリーズで多くの国際的歌手の伴奏を務めてもいます。
1993年には、ウィーン国立歌劇場で、クリストフ・フォン・ドホナーニの代役としてワーグナー『ジークフリート』の新演出を振り注目すべきデビューを果たし、絶賛されました。
1997年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場で『エフゲニー・オネーギン』の新演出でデビュー。
同年、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。
1999年には『ローエングリン』の新演出を指揮してバイロイト音楽祭デビューを果たしています。
パッパーノはオーケストラ・コンサートにも熱心で、これまでに、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、クリーヴランド管、ロサンジェルス・フィル、ロンドン響、フィルハーモニア管、パリ管、オスロ・フィル、ベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響、スカラ座管、フランス放送フィル、リヨン管など様々なオーケストラを指揮しています。
アントニオ・パッパーノは、指揮者としてEMIクラシックス専属でレコーディングを行っています。
これまで収録されたオペラ作品には、『トリスタンとイゾルデ』『ラ・ボエーム』『ドン・カルロ』『つばめ』『トスカ』『ウェルテル』『マノン』『イル・トロヴァトーレ』『三部作』等があり、中でも『つばめ』は英国のグラモフォン誌の最優秀オペラ録音賞と年間最優秀レコード賞、フランスのル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌のショック賞と2つのディアパゾン・ドール賞、ベルギーのセシリア賞、ドイツのシャルプラッテン批評家賞、イタリアのムジカ・エ・ディスキ誌賞、米国の批評家賞等を受賞するなど多くの批評家から高い評価を受けていました。
その他では、プッチーニの『ミサ・ディ・グローリア』や、オペラ・アリア集といった歌物のほか、ヴェンゲーロフとのスペイン交響曲、ハンナ・チャンとのプロコフィエフ『協奏交響曲』、ショスタコーヴィチ、アンスネスとのラフマニノフなどコンサート物も評価が高く、また、ピアニストとしても、得意の歌曲伴奏に加え、室内楽の分野でもその豊かな天分を大いに発揮しています。
(HMV)