Monteverdi モンテベルディ / 『ウリッセの帰還』全曲 ポネル演出、アーノンクール&チューリッヒ歌劇場、ホルヴェーク、他(1979年制作 ステレオ)(2DVD)(日本語字幕付) 【DVD】

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出荷目安の詳細はこちら商品説明クラシックDVD名盤セレクション2023アーノンクール/モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』【ドイツ・グラモフォン創立125周年】【初回限定盤】古代ギリシャの伝説的詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」をベースに、トロイア戦争の英雄ウリッセ(オデュッセウス)が貞節な妻、ペネーロペの元に帰還する物語。
アーノンクールとポネルがチューリッヒ歌劇場において1970年代後半に上演したモンテヴェルディ3部作のひとつです。
これらのプロダクションはまさにオペラ上演史の金字塔と呼ぶべきもので、今尚その魅力は大きな輝きを放っています。
(メーカー資料より)今から40年以上も前の古楽をとりまく状況は、現在とはまったく異なっていました。
特にモンテヴェルディの作品は、多くが編曲ヴァージョンで厚化粧のうえ演奏されていましたが、アーノンクールはそんな中にあって、大胆な時代考証により、作曲当時、現代とはまったく異なる社会や文化環境の中で上演されていたそれらの作品がもたらしたであろう人々の興奮と感動を呼び起こすべくここで大いに奮闘しています。
 演出はオリジナリティに富む天才的な手腕が高く評価されているジャン=ピエール・ポネルが受け持ち、象徴とリアリズムのコントラストも鮮やかに、いにしえの登場人物たちの織り成すドラマから熱く生々しい人間感情を引き出すことに成功、熱狂的な賛辞を持って観客に迎えられたと伝えられています。
その後、四半世紀を経て21世紀を迎えたアーノンクールは、再びモンテヴェルディ・シリーズに取り組み、今度は現代的な演出によって人間のダークサイドを浮かび上がらせるような上演をおこなって、1970年代の自分との違いを強調しています。
 今、こうして70年代の自信と活気に満ちたモンテヴェルディを目にすると、社会全体の雰囲気の差のようなものすら窺えるようで、よく耳にする70年代や80年代文化への回帰現象とはいかないまでも、ずいぶんと率直な魅力に満ちていた時代の音楽の雄弁さを思わずにいられません。
 そういえばアーノンクールの名を一躍有名にした過激な『四季』が録音されたのは1977年のことでした。
(HMV)【収録情報】● モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』全曲 ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール:人間のはかなさ/ウリッセ) ヴェルナー・グレッシェル(バス:時) レナーテ・レンハルト(ソプラノ:運命/ジュノーネ) クラウス・ブレットシュナイダー(ボーイ・ソプラノ:愛) ヨージェフ・デネ(バリトン:ジョーヴェ) ハンス・フランツェン(バス:ネットゥーノ) ヘルルン・ガードー(ソプラノ:ミネルヴァ) トゥルデリーゼ・シュミット(メゾ・ソプラノ:ペネーロペ) フランシスコ・アライサ(テノール:テレーマコ) サイモン・エステス(バス・バリトン:アンティノオ)、他 チューリッヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル ニコラウス・アーノンクール(指揮) 舞台装置、演出:ジャン=ピエール・ポネル 衣装デザイン:ペート・ハルメン 映像監督:ヴォルフガング・トロイ 制作:1979年10月 ウィーン(映像)、2月 チューリッヒ(音声) 116分+35分/カラー/MPEG2/片面2層(Disc1) 片面1層(Disc2)/NTSC/4:3 音声:1. リニアPCMステレオ 2. DTS5.1chサラウンド 字幕:1.日本語 2.イタリア語/メニュー画面付き内容詳細ドイツ・グラモフォン創立125周年を記念し、1979年10月に上演されたモンテヴェルディ3部作の1つをリパッケージ。
ホメロスの叙事詩「オデッセイア」をベースにした、オペラ上演史の金字塔が蘇る。
(CDジャーナル データベースより)