
【輸入盤】 Dvorak ドボルザーク / 『スターバト・マーテル〜D.スカルラッティ&ドヴォルザーク』 シモン=ピエール・ベスティオン&ラ・タンペート(2CD) 【CD】
¥4,048
出荷目安の詳細はこちら商品説明ステージ・パフォーマンス特有の臨場感で蘇る『スターバト・マーテル』2傑作の再解釈!中世、ルネサンス、バロックなど古楽のレパートリーを、20世紀以降の近・現代音楽と組み合わせたステージ・パフォーマンスで大きな成果をあげてきたフランスの声楽&器楽アンサンブル、ラ・タンペート。
「ALPHA」レーベルではその成果の一端を音響面で味わえる注目すべきアルバム制作を続けていますが、本作では作曲された時代が大きく異なる2つの『スターバト・マーテル』の傑作を組み合わせたユニークなプログラムに驚かされます。
555曲を超える鍵盤ソナタで知られるドメニコ・スカルラッティ[1685-1757]の『スターバト・マーテル』は、指揮者ベスティオンが「古楽のレパートリーで最も美しい作例」と讃える名作で、ルネサンスを意識した多声様式で書かれた異色作。
ベスティオンはまた、大管弦楽を伴うアントニン・ドヴォルザーク[1841-1904]の『スターバト・マーテル』を思春期に歌う機会を得て大きな衝撃を受けた経験があり、どちらも同じ中世の宗教詩に根ざしたこれら2曲を組み合わせてみたかったと語っています。
後者はドヴォルザーク自身のピアノ譜も参考にベスティオン自身が編曲、ピアノを通奏低音のように使いながら、テオルボを軸にした解釈による前者(こちらもベスティオンが演奏譜を調えています)のバロック様式と驚くほど一貫性ある響きに。
十字架で苦しむ我が子=救世主を前にした聖母マリアの嘆きを歌った原詩の真意に迫る独特の音響体験は、指揮者インタビューを掲載した解説(仏・英・独語)と共に味わうことでいっそう深いものとなるでしょう。
(輸入元情報)【収録情報】● D.スカルラッティ/ベスティオン編:スターバト・マーテル〜独唱、合唱、弦楽合奏と通奏低音による● ドヴォルザーク/ベスティオン編:スターバト・マーテル〜独唱、合唱、ピアノ独奏と弦楽合奏によるDisc101. プロローグ〜スカルラッティの『スターバト・マーテル』による02. スカルラッティ:立ち尽くす聖母、悲しみにくれて03. ドヴォルザーク:立ち尽くす聖母、悲しみにくれて04. スカルラッティ:悲嘆にくれるその胸は05. スカルラッティ:いったい誰が、心を痛めずにおれようか06. スカルラッティ:おお、聖母よ、愛の泉よ07. ドヴォルザーク:いったい誰が、涙を流さずにいられよう08. ドヴォルザーク:おお、聖母よ、愛の泉よ09. ドヴォルザーク:わたしの心に、ひとつの炎をDisc201. スカルラッティ:聖なる母よ、おやりになってください02. ドヴォルザーク:あなたの息子は傷めつけられました03. スカルラッティ:どうかわたしも、あなたのそばで泣かせてください04. 作者不詳/ベスティオン編:続唱『立ち尽くす聖母、悲しみにくれて』(ソレム修道院のグレゴリオ聖歌による)05. ドヴォルザーク:どうかわたしにも、救世主の死を担わせてください06. ドヴォルザーク:炎にさらされ、焼かれることもある07. スカルラッティ:十字架のそば、あなたのそばにいさせてください08. スカルラッティ:炎にさらされ、焼かれることもある09. スカルラッティ:どうかこの魂が、浴せるようにしてください10. スカルラッティ:アーメン11. ドヴォルザーク:この肉体が滅びる時も ラ・タンペート(声楽&器楽アンサンブル) 独唱: アメリー・レゾン(ソプラノ) アリーヌ・カンタン(アルト) エドゥアール・モンジャネル(テノール) フローラン・マルタン(バス) 独奏: トマ・タケ(ピアノ、ポジティフ・オルガン) 依田幸司、カティア・ヴィエル(ヴァイオリン) クロエ・パリゾ(ヴィオラ) クロティルド・ラクロワ(チェロ) ピエール・リンデルクネヒト(テオルボ) シモン=ピエール・ベスティオン(指揮) 録音時期:2022年7月23-26日 録音場所:フランス中北部イル・ド・フランス地方アルフォールヴィル、イル・ド・フランス国立管弦楽団オーディトリアム 録音方式:ステレオ(デジタル)
「ALPHA」レーベルではその成果の一端を音響面で味わえる注目すべきアルバム制作を続けていますが、本作では作曲された時代が大きく異なる2つの『スターバト・マーテル』の傑作を組み合わせたユニークなプログラムに驚かされます。
555曲を超える鍵盤ソナタで知られるドメニコ・スカルラッティ[1685-1757]の『スターバト・マーテル』は、指揮者ベスティオンが「古楽のレパートリーで最も美しい作例」と讃える名作で、ルネサンスを意識した多声様式で書かれた異色作。
ベスティオンはまた、大管弦楽を伴うアントニン・ドヴォルザーク[1841-1904]の『スターバト・マーテル』を思春期に歌う機会を得て大きな衝撃を受けた経験があり、どちらも同じ中世の宗教詩に根ざしたこれら2曲を組み合わせてみたかったと語っています。
後者はドヴォルザーク自身のピアノ譜も参考にベスティオン自身が編曲、ピアノを通奏低音のように使いながら、テオルボを軸にした解釈による前者(こちらもベスティオンが演奏譜を調えています)のバロック様式と驚くほど一貫性ある響きに。
十字架で苦しむ我が子=救世主を前にした聖母マリアの嘆きを歌った原詩の真意に迫る独特の音響体験は、指揮者インタビューを掲載した解説(仏・英・独語)と共に味わうことでいっそう深いものとなるでしょう。
(輸入元情報)【収録情報】● D.スカルラッティ/ベスティオン編:スターバト・マーテル〜独唱、合唱、弦楽合奏と通奏低音による● ドヴォルザーク/ベスティオン編:スターバト・マーテル〜独唱、合唱、ピアノ独奏と弦楽合奏によるDisc101. プロローグ〜スカルラッティの『スターバト・マーテル』による02. スカルラッティ:立ち尽くす聖母、悲しみにくれて03. ドヴォルザーク:立ち尽くす聖母、悲しみにくれて04. スカルラッティ:悲嘆にくれるその胸は05. スカルラッティ:いったい誰が、心を痛めずにおれようか06. スカルラッティ:おお、聖母よ、愛の泉よ07. ドヴォルザーク:いったい誰が、涙を流さずにいられよう08. ドヴォルザーク:おお、聖母よ、愛の泉よ09. ドヴォルザーク:わたしの心に、ひとつの炎をDisc201. スカルラッティ:聖なる母よ、おやりになってください02. ドヴォルザーク:あなたの息子は傷めつけられました03. スカルラッティ:どうかわたしも、あなたのそばで泣かせてください04. 作者不詳/ベスティオン編:続唱『立ち尽くす聖母、悲しみにくれて』(ソレム修道院のグレゴリオ聖歌による)05. ドヴォルザーク:どうかわたしにも、救世主の死を担わせてください06. ドヴォルザーク:炎にさらされ、焼かれることもある07. スカルラッティ:十字架のそば、あなたのそばにいさせてください08. スカルラッティ:炎にさらされ、焼かれることもある09. スカルラッティ:どうかこの魂が、浴せるようにしてください10. スカルラッティ:アーメン11. ドヴォルザーク:この肉体が滅びる時も ラ・タンペート(声楽&器楽アンサンブル) 独唱: アメリー・レゾン(ソプラノ) アリーヌ・カンタン(アルト) エドゥアール・モンジャネル(テノール) フローラン・マルタン(バス) 独奏: トマ・タケ(ピアノ、ポジティフ・オルガン) 依田幸司、カティア・ヴィエル(ヴァイオリン) クロエ・パリゾ(ヴィオラ) クロティルド・ラクロワ(チェロ) ピエール・リンデルクネヒト(テオルボ) シモン=ピエール・ベスティオン(指揮) 録音時期:2022年7月23-26日 録音場所:フランス中北部イル・ド・フランス地方アルフォールヴィル、イル・ド・フランス国立管弦楽団オーディトリアム 録音方式:ステレオ(デジタル)